小中学生の勉強の向く先はどこか。「良い高校」、「良い大学」、「良い会社」とよく耳にしますが、一人ひとりの「良い」基準は全く異なります。社会を意識しながら自分の進みたい方向性を見据え、その先にあるより良い進路選択をするための学習環境として、ただ机に向かうだけではなく様々な体験や経験を基に学習に向き合う動機づけを大切にしていきます。
賞味期限が切れた非常食は廃棄するしかありませんが、賞味期限が切れた非常食を活用した「食の循環」に挑戦します。この取り組みの各所には様々な企業や事業体が関係し、そこにも子どもたちの学習環境が多く存在します。社会に生き、社会に学ぶ、その五感をフル活用したリアルな学習体験と並行して、社会課題の1つ、食品ロスに取り組みます。
民間の教育系企業で営業を経験し、私立大学の事務職員、私立小中高の事務職員を経験した代表者によって新形態のスクールが立ち上がりました。
教育指導要領に基づく学校での教育に加え、ほぼ大学全入の時代となったとはいえ受験競争に晒される子どもたちは、何をエネルギーに高校や大学受験に挑み、就職試験に挑むのか。今の教育環境としては入学試験や就職試験に合格をすることが最大の目的となっている感があることは、多くの人が気づいていながら避けて通れない状況になっています。
しかし、偏差値や知名度だけで選択した学校や会社で仕事をすることで最幸な人生に直結するかといえば、全てがそうだと言い切れないのではないか、と弊社では考えています。
それらを少しでも良い選択へと導くためには、小中学生のうちから社会に広く目を向けていくための教育環境が必要であり、普段の勉強が何故に必要なのか、ということを子どもたちが自ら理解するための環境づくりが必要だと私たちは考えています。
その具体的な取り組みとして、私たちは様々な業種、職種に携わる大人との接点を作ること、日常生活の中で社会に目を向ける仕掛けを作ること、日々の勉強が将来は必ず活かされる場面が必ず来ること、これらを子どもたちに伝えていくために社会体験型の次世代スクールとして「学び・舎」を立ち上げました。
子どもたちが自由な発想で身の回りのこと、社会のこと、地域のことを知り、学び、考えることで
社会へのアンテナを広く張りめぐらし、自らの意思で先々への一歩を踏み出す学習環境をつくる。